約 804,475 件
https://w.atwiki.jp/daisukinippon/pages/26.html
So-net可変IPによる本項の被害 エントリの消去/推奨企業の改竄 企業名 理由 主な推奨企業・代替品 有害度 Alphabet Googleなどの持株会社。(1)以前に日本海を韓国名の「東海」と表記していたことがある。(2)現在もGoogleMapでは「尖閣諸島」と中国名の「釣魚群島」を併記している。(さらに中立性のために「釣魚群島」の削除を拒否しているが中国版では「釣魚群島」のみ表記されており矛盾している)(3)さらに竹島に至っては韓国領ウルルン島への航路しか書かれておらず韓国領扱い(「釣魚群島」の削除拒否した理由と矛盾している)、更には対馬も韓国領と扱う。(4)ロシア語版の地図では(ウクライナから不法に奪った)クリミア半島をロシア領、他国版でも独立地域扱い。(5)2010年6月「主権回復を目指す会」が反日映画「ザ・コーヴ」に関するデモ動画をYouTubeに投稿したところ他の動画も削除され(アカウント停止)その理由を聴きに行くと納得のできる説明がなかった。(6)上に限らず特定の政治家や宗教などの反日行為の証拠となる動画が削除される傾向は過去から続いている。 ウェブ検索はBingなど、その他の製品・サービスに関しては要検討。 SS Amazon アメリカ企業。通販サイト。反日勢力に都合の悪い書籍に対しランキング操作や在庫の捏造を行った。(ソース) 楽天通販など S ANAホールディングス 大手航空会社などを傘下に持つ持株会社、問題行動があまりにも多いためここには一部のみ掲載。(1)アシアナ航空と資本提携を行っており、過去には客室乗務員の相互乗務も行っていた。(2)二代目社長・岡崎嘉平太が日台国交断絶に至る流れで主導的役割を果たした。(3)雫石空中衝突事故の責任と賠償を政府・航空自衛隊に転嫁。(4)関連会社がNHKの取材用ヘリを独占的に運航している。(5)マスコミ・電通などと結託しての競合企業叩きが長年にわたり行われている。 ※その他の事案は右記リンク先ページを参照。 こちらを参照。 SSS++ AOL アメリカのプロバイダ・ポータルサービス。過去にテッド・レオンシス副会長が日本の自虐史観に基づく反日映画「南京」に出資。 要検討 A B-CAS● 正式名称は「ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ」。テレビ番組の著作権を保護しているが、実際は著作権保護の名を借りた金儲けに走っている。受信料集めに必死のNHKと結託して、B-CASに記録される個人情報を秘密裏にNHKへ流し、NHKや民放を肥え太らせようとしている危険極まりない企業である。 反日マスコミを撃退するためにも、単品のB-CASカード(単品での販売は禁止されているが、ネット上などではなぜか単品で販売されている)は買わない。 SSS++ Cinem@rt 映画配給・公開会社。多数の韓流・華流ドラマ・映画の配給・宣伝に従事している。映画「靖国」でわざと上映中止を行い(後に拡大上映)騒動を大きくして日本を貶めた映画館の一つ。 MOVIX、テアトルなど S+ DAYS JAPAN 以前は講談社が発行していた同名雑誌の発行・出版元。 ニュース系雑誌は小学館、展転社、ウェッジ社など。週刊誌は新潮社の「週刊新潮」など。 SSS++ DELL アメリカのPCメーカー。(1)中国企業の百度(Baidu)や中国移動(China Mobile)と共同開発を行っている。(2)日米双方、コールセンターやサポートにおけるずさんな顧客対応を改める様子が無く、自社で直接面接を行った求職者を人材派遣業者に紹介し派遣社員とする違法行為を行うなど、企業モラルも欠如している。(3)特に日本では職場環境が悪く、労働組合により何回も労働裁判を行っている。 PCは、Panasonic、東芝など。ネットブックはASUS、エイサー、東芝など。サーバーは日立製作所など。家電は上記他に日立製作所、三菱電機など。 S+ DeNA● 「モバゲー」で有名。(1)独占禁止法違反で公正取引委員会から排除命令を受ける。(2)モバゲーの不評多数(系列)横浜DeNAベイスターズ ゲームは任天堂、セガ、バンダイナムコ、コナミなど。SNSならびに野球興業は要検討。 S HIS 澤田ホーディングス関連の旅行代理店。(1)安く人気があることを理由に反日国への旅行商品を大きく宣伝しており、企業モラルが疑われる。(2)WAHAHA本舗(創価学会系劇団、教団の広告塔・久本雅美などが所属)のスポンサー。(3)コードプロジェクトに参加しているのにも関わらず、毎日新聞による一連の変態報道以後も広告を出し続けている。(4)九州産交バスは高速バス・空港連絡バスの一部にヒュンダイ・ユニバースを採用している。(系列)ハウステンボス・九州産業交通・エイチエス証券・外為どっとコムなど 要検討 SS IBM (1)日本IBMの元会長・北城恪太郎は経済同友会代表幹事として首相の靖国神社参拝自粛や、全戦争犠牲者に対する無宗教の追悼碑建立を求めた。(ソース)(2)PC事業をレノボへ売却している。 PCはPanasonic、東芝など。ネットブックはASUS、エイサー、東芝など。サーバーは日立製作所など。家電は上記他に日立製作所、三菱電機など。 S iriver iPodのコピー商品(MP3プレーヤー)を製造販売。マウスコンピューター(MCJグループ)に買収。 iPodの正規品かどうか確かめる。 SSS++ JCB● (1)日本ユニセフ協会支援企業。(2)中国銀聯と提携を行っている。 クレジットカードの国際ブランドははMasterCardなど A JR東日本●▲ 正式名称は「東日本旅客鉄道」、鉄道事業最大手。(1)支那への新幹線の技術提供に積極的であり、既に支那本土にJR東日本の新幹線をベースとした列車(E2系が原型)も存在する。(2)東日本旅客鉄道労働組合(東労組・内部に革マル活動家が潜んでいる)組合員による吊し上げ事件が繰り返し起こっており、会社も被害者の左遷など東労組に配慮した対応のほか、平然と東労組の大会やイベントに会社幹部が出席。(3)東日本大震災で被災した気仙沼・大船渡線の復旧を事実上拒絶している。(4)また、千葉支社には「国鉄千葉動力車労働組合」(通称 動労千葉)という過激派左翼が住み着いている(水戸・高崎支社にも存在するがごく小規模)。(5)電力を大量に消費する鉄道事業者であるにもかかわらず、反原発活動家でもある吉永小百合を広告類に起用。※上記以外の事例は左記リンク先ページを参照。 JR東日本グループ一覧を参照。 SSS++ JR北海道● 正式名称は「北海道旅客鉄道」。(1)中島尚俊社長・坂本眞一相談役(共に自殺、役職は当時のもの)は創価学会員ないしシンパ。(2)小池明夫会長(当時)が2007年道知事選で民主党(当時)系の荒井聰(後に同党衆議に復帰)を支持。(3)JR北海道労働組合(北労組・JR連合加盟)との労働協約締結を拒否するなどJR総連との癒着傾向が見られる。(4)JR総連支配による職場荒廃を放置し続けた結果、運行トラブルを多発させている。(5)JR総連・北鉄労の要求を丸呑みする形で特急・快速列車の減速運転および本数削減を実施。(6)自社の販売システム「総販」で東京モノレール乗車券を販売している(ただし近年は共同企画などで京急電鉄との関係を強めている)。(7)JR東日本出身者2名を役員に起用。(8)NHK大河ドラマ「新選組」放送に際しラッピング列車を運転。(9)Peach Aviationおよびバニラエア(共に全日空系)との共同きっぷを発売。 JAL(HAC含む)、各地のバス会社など。 SS JTB● 旅行代理店、JRの時刻表や旅行雑誌「るるぶ」を発行。(1)「JTBキャンブックス 韓国鉄道の旅」が日本海を「東海」と表記(ソース)(2)コードプロジェクトに参加しているのにも関わらず、毎日新聞による一連の変態報道以後も広告を出し続けている。(3)春秋航空日本に数億円を出資、また管理職級社員を派遣。 JRの時刻表は交通新聞社や駅で配布している時刻表など。旅行業、旅行雑誌は要審議。 SSS+ KDDI (1)名誉会長は小沢一郎シンパとされる稲盛和夫氏。※その為かau(旧セルラー・旧ツーカー含む)端末は京セラが多い。(2)携帯電話サービス・auのニュース配信サービス「EZニュースフラッシュ」「EZニュースEX」のソースが朝日新聞およびテレビ朝日。(3)KDDIが韓国メーカーから端末を調達、2005年中に発売開始ただし北朝鮮向け短波ラジオ放送「しおかぜ」の送信業務を行っていることは評価(系列)GREE、NAVITIME 各種通信はNTT系を推奨電子地図・経路検索サービスは要検討。 SSS+ LUSH 化粧品メーカー。イギリスの本社が環境テロ団体シーシェパードに多額の献金をしている。日本支社は献金はなしとしているが、無関係ではない。 要検討 S mixi ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)サービス。(1)mixiのニュースは記事の改ざんやミスリード記事のピックアップ、ランキング操作などが 民主党(当時)に都合よくなるよう堂々と行なわれている(ソース)。実際、政治関係の日記などを1日に複数エントリすると強制退会されるなどの被害も報告されており、本名で登録して、ハンドルネーム使用での愛国、憂国的な書き込みや活動などしてるユーザーは要注意。(2)2010年9月10日に韓国最大のSNS「Cyworld(サイワールド)」、中国最大のSNS「Renren」との提携を発表(ソース)。(3)2011年2月25日に「ソーシャルフォン」Androidアプリを、ソフトバンクモバイル専用アプリとして先行リリース。(系列)Find Job 要検討 SS SORYU 都内でラーメンチェーン店「野方ホープ」を経営する会社。社長の小栗冨美代はAV女優林由美香の実母で、若くして亡くなった娘・由美香の葬儀も創価学会式で行った程の熱心な信者。 要検討 A+
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/306.html
コピーベントの罠! ナンバーⅤ危うし(前編) ◆9L.gxDzakI 「――一体何がどうなっているんだ!」 廃墟の真ん中で、1人の少年が苛立ったように喚いた。 元はどこかの小さな町であったのだろうか。しかし今現在のこの場所は、見るも無惨に朽ち果てている。 ひび割れた家、壁に穴の空いた家、半壊状態にさえ至った家。 電柱は軒並みへし折れ、砕けたアスファルトに散乱した電線には電気の光すらない。 大規模な戦争か何かが通り過ぎたような、そんな場所。 ここで戦いがあったわけではない。ここは元からこうだったのだ。 一体あのプレシア・テスタロッサが、いかなる意図でこういう場所を用意したのかは誰にも分からない。 ともかくも、その残骸の中心地に、万丈目準は不機嫌そうに立っていた。 デュエルアカデミア3年生。黒い制服は、ノース分校で仕立てられた特注品。 (あのデュエルモンスターズ世界からようやく出られたと思ったら……結局何も変わらんではないか!) 苦々しげに歯軋りをする。 つい先ほどまで、彼はここともまた別の異世界にいた。 どこまでも続く白い砂の大地。その中にぽつりと佇立する、母校アカデミアの校舎。 実体を持ったカードゲームのモンスター達との、終わりの見えない生存競争。 その場所からようやく脱出できたかと思ったら、ここでもまた要求されるのは殺し合いだ。 (何でこうもたびたびこんな――) ――轟。 唐突に耳を貫く爆音。 さながら悪魔の唸り声。 身体をびくりと震わせて、瞳をくわと見開いて、万丈目の思考はいずこへと吹き飛ぶ。 遠くから響いたのは、さながら遠雷にも匹敵する凄まじい音だった。 次いで、めりめり、めりめりと、木々の砕ける音が混じる。 どうやらこの廃墟を囲む森の中で、何か大規模な破壊が起こったらしい。 ここが戦場であるということを、改めて実感する。それも並々ならぬレベルの危険度の。 (……ええい、冗談じゃないっ! この万丈目サンダーをこんなことに巻き込んで、ただで済むと思うなよ!) 怒りを胸へと蘇らせながら、内心でプレシアへと叫ぶ。 この借りは十倍にして返してやろう。いや、百倍だ。千倍。一万倍にしてやってもいい。 とにかくまずはここから脱出し、説明を受けたあの部屋へと戻り、あの女を思いっきり殴り飛ばしてやる。 (そのためには、なのは達魔導師組との合流が必要か……) ふと、冷静さを取り戻しながら、デイバッグから名簿を抜き出す。 あの場にはすぐ近くに座っていたアカデミアの仲間と共に、異世界から来た魔法使い達の姿もあった。 そもそもプレシアとは、そちら側の世界に位置する人間らしい。であれば、彼女らがいるのは必然か。 名簿に並んだ名前へと、ざっと目を通す。 遊城十代、天上院明日香、早乙女レイ……アカデミア組は、どうやら自分が確認した面子で全員らしい。 つまりこの場には、丸藤翔とティラノ剣山、エド・フェニックス、そしてヨハン・アンデルセンを筆頭とした分校組はいないということ。 誰か1人忘れている気がしないでもないが、何となく今に始まったことではないような気がしたので放っておく。 そして、続いて確認したのは管理局の人間だ。 高町なのはを始めとする、6人のデタラメ人間達。こちらは全員この場に集められたようだ。 彼女らは転移魔法という、いわゆるテレポートのような力を持っているらしい。 ならばそれを使えば、あの場所へと戻ることができるだろう。 ここがあの砂漠と同じように、転移に対するジャミングの張られた場所である可能性には、遂に至ることはなかった。 ちなみに更に補足するならば、先ほどの咆哮はそのなのはの招いたものだったが、そんなことは知る由もない。 とはいえ、それは万丈目の知らない「もう1人のなのは」の方の話なのだが。 (よし……今後の方針は決した! まずはここから脱出するために、連中と合流を果たす!) 拳を握る。万丈目の瞳に宿るのは、ぎらぎらとした決意。 デュエルアカデミアで、互いにしのぎを削ったライバル達と。 時空管理局からやってきた、超人的な力を持つ魔法使い達と。 (何よりもまず――天上院君とッ!) 自分が惚れたクラスメイトと。 握った拳を天へと掲げ、煌々と輝く天上の月へと、固く誓った。 (……では、残る支給品を確認するか) どっかと腰を下ろすと、道路へデイバックを置き、中身をあさる。 まずは武器が必要だ。誰かに襲われた場合の自衛手段として、そしてプレシアへの報復手段として。 ここで重要となるのは、別に万丈目には他の参加者を殺すつもりはないということだ。 あくまで当面は外敵を追い払うためのもの。一撃で対象を殺すような危険物は欲しくない。 要するに、銃器などはNGだ。どちらかと言えば、いわゆる「峰打ち」のできる剣などの方が都合がいい。 やがて何かが手に触れた。それを掴み、外気へと晒す。 「タッパー?」 出てきたのは、プラスチックで作られた容器だった。 家庭の弁当などで見られる、食品類を入れるためのもの。ご丁寧にも、カレーライスと思しきものが既に入っている。 一体何故、こんなものが支給されたのだろう。見たところ食料品は別にあるというのに。 とはいえ、こうして用意されたからには、何らかの意味があるはずだ。 輪ゴムで括りつけられたプラスチック・スプーンを手に取り、蓋を開ける。 何やら微妙に赤いような気がするが、まぁ気のせいだろうと判断。漆黒の宵闇は、万丈目の色彩認識能力を削っていた。 中のカレーライスを掬い取り、口へと運ぶ。 「……ぬぅあああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――ッ!!!!!」 森全体に響き渡るような絶叫が上がった。 この世の終わりを思わせるような、悲痛な叫び。音量ならば、先ほど聞こえた砲撃ともいい勝負。 そして声の主たる当の万丈目はというと、廃墟のアスファルトの上でじったんばったんとのた打ち回っていた。 (辛い……辛すぎるぞこれは! 何でこんなものが支給されているんだっ!) ひりひりとした感触を訴える舌が痛い。 たった一口食べただけでノックアウト。 彼に支給されたこの追加食糧は、完全なるトラップにも等しい代物だった。 悶絶する万丈目の思考能力は根こそぎ奪われ、ひいひい言いながら道路を転がる。 (おのれ……許さん、許さんぞプレシア! この俺様をここまでこけにしおってぇ!) 沸々と怒りを湧き上がらせながらも、無様に身体をごろごろとさせる万丈目。 彼がようやく動けるようになるまでには、それから数分もの時間を要することになった。 未だ舌の痛みは抜け切らぬものの、どうにかこうにか耐えられるレベルになったことで、その身体を道路から起こす。 再びデイバックへと手を入れ、次なる支給品を探し始めた。 そして程なくして、更なる物体が引き抜かれる。先ほどのタッパーよりも大きい。手に伝わる金属的な感触。 「……なんだ、これは?」 奇妙な首飾りがそこにあった。 紐がかかっているのだが、その先端の飾りは妙に大きい。 全体を形成するリングのサイズは、ともすれば人間の顔ほどにすら思える大きさ。 中央には先ほど手触りで感じた、黄金に輝く三角形のパーツ。周囲には同様の素材の楔が並んでいる。 ただの装飾品ではない。何らかの呪術の儀式で用いられるような意匠。 そんな古めかしさと悪趣味さ、そして不気味さが同居するリングが、彼の両手に納まっていた。 (こんな大仰な形をしているからには、魔法のアイテムか何かなんだろう) 妙に冴えた勘のもとに、それを首へと通す。 たとえば、自身の身体能力を強化するだとか、魔法のような力が使えるようになるとか、そんなもの。 ロールプレイングゲームのような展開に期待しつつ、そのリングを身に着けた。 デュエルモンスターズの世界や魔法使いの世界が存在するのなら、そんなものが更に別の世界にあっても不思議ではない。 結論を言えば、それは半分正解。だが、半分は間違いだ。 それは善良なるサポートアイテムなどでは断じてなく――言わば呪いのアイテムにも等しき存在だった。 『――よぉ』 「っ!?」 不意に、どこからともなく声が届いた。 反射的に周囲を見回す。だれもいない。どこにもいない。頬を伝う嫌な汗。 今の声は一体誰だ。敵か、味方か。少なくとも聞きなれた声ではない。では、一体何者の声なのだ。 ごくり、と喉を鳴らしながら、再び闇夜に視線を飛ばそうとした瞬間、 『おいおい、そっちじゃねぇよ!』 嘲るような声が再び響いた。 「だ……誰だ貴様はっ! 姿を現せっ!」 僅かに震えた声で、万丈目は叫びを上げる。 どこから聞こえてきたのか、それが全く読み取れない。 右から聞こえてきたわけでも、左から聞こえてきたわけでもない。前からでも、後ろからでもなく。上からでも、ましてや下からでも。 いや、そもそもそれは、本当に外から聞こえてきた声だったのだろうか。 不意にそんな疑問にかられた。 夜の闇よりなお深き、漆黒の深淵から這い上がるような声。ではその深淵とはどこだ。 心の底から浮かび上がってくるこの呼びかけは、であればむしろ己が内側から―― 『そう焦らなくても出てきてやるって』 1人の少年の姿が、目の前に浮かび上がってきた。 銀色の髪を長く伸ばした、恐らく自分と同年代か、あるいは1つ下といった様子の男。 瞳はぎらぎらと獣のように輝き、獰猛な笑顔をこちらへと向けている。 ぞわり、と。背筋が粟立つのを感じた。 この少年は、自分の周りにいるクラスメイトとは違う。こんな凶暴さと残忍さをにおわせるティーンエイジャーなどいない。 そこら辺に吐いて捨てるほどいる“不良”などとはわけが違う。 言うなればセブンスターズ。言うなれば斎王琢磨。言うなれば異世界のモンスター達。 これは“悪者”の目だ。こんな歳の少年が、正真正銘の“悪者”の気配を纏って目の前に現れている。 こいつは自分にとって危険な奴。反射的に万丈目は身構えていた。 『そんな身構えんなよ。どの道無駄なんだから』 嗜虐的な笑みを浮かべながら、眼前に立った少年は口を開く。 いや、そもそも眼前とはどこだ。 目の前に広がっている廃墟か。今自分が立っているアスファルトの上か。 それにしてはおかしい。上手く説明できないが、奇妙な違和感がある。恐らく少年はそこにいない。 では、一体いかなる視点の上にそいつは立っている。外面を見つめる目ではなく――内面に向けられた目? 「まさか……貴様、俺の心の声だとでも言うのか……!?」 『ご名答! 俺様はたった今、もう1人のお前になった。お前の心の中に住まわせてもらうことでな』 二重人格。例えるならばその言葉が近いのか。 自分の中に芽生えたもう1つの心が、こうして自分の心に直接語りかけている。 奇妙なオカルト体験。だが、不思議ではないとさえ思えてくる。こんなことは、既にいくつか経験済みだから。 「……この、首飾りのせいか?」 慎重に万丈目は問いかけた。 根拠は至って簡単だ。自分と少年には、決定的な共通点がある。 その胸元で黄金色に輝く、魔性の瞳を持ったリング。少年の首にも、全く瓜二つの物体がかけられていた。 『そうさ。俺様はその千年リングに宿りし、偉大な盗賊王の魂――バクラ様よ』 よく言う。 内心で万丈目が呟く。 こいつは確かに悪役としては一級品のプレッシャーを放っているが、偉大な風格など毛ほども持っていない。 王者に相応しき威厳がない。いやそもそも、荒くれ者を束ねる王ならば、むしろこの方が正しいのか。 そして頭に引っかかるのは、千年リングというその単語。 「千年アイテム……か?」 『そういや、噂にはなってるんだってなァ』 愉快そうな様子で、バクラと名乗った男が笑った。 史上最強の使い手として語り継がれるキング・オブ・デュエリスト、武藤遊戯。 千年パズルと呼ばれる特殊なアイテムを持った彼の戦いには、常に同じ千年アイテムの存在が付きまとっていた。 超古代の遺産の力によって繰り広げられる、人知の及ばぬ壮絶な激闘――通称、闇のゲーム。 誰が語り出したのかは今や知る者はいない。ともかくも、確かにそんな都市伝説が存在していた。 現に万丈目も、それを騙る敵を目の当たりにしたことがある。 そして今まさに、千年の名を冠した謎のアイテムが、こうして姿を現した。結び付けられるのは必然だ。 『安心しな。ビビるこたぁねえ。俺様は宿主サマの味方だぜ?』 どこまで信じていいものか。 この狡猾にして残忍な気配を漂わせる男の笑みを。 とはいえ、このままこの千年リングを外してしまうのも惜しい。 これが本当に古の千年アイテムならば、戦う力の足しにはなってくれるはず。何より重要なのが、その人格。 万丈目は頭脳を手に入れたのだ。いざ何かを考える時に、共に思考してくれる頭脳を。 こいつがどこまでの知能を持っているのかは知らないが、参考意見くらいは出してくれるだろう。 『まぁ何にせよ、まずは残りの支給品を見ておいた方がいいんじゃねえか?』 さっそくバクラは、万丈目にそうした意見を出してきた。 ついぞデイバックの存在を失念していた万丈目は、我に返ってバッグへ手を入れる。 取り出されたのは、まずは地図や食糧などの基本的な支給品一式。名簿と一緒にあったものだ。 そして最後に取り出されたのは、何やら黄緑色のケース。 説明書のようなものが付属しており、そして本体には、そこから何かを引き抜くための穴がある。 手を伸ばすと、触れたものは紙の感触だった。 「俺の知らないカードゲームか……」 『そういや、宿主サマもデュエルモンスターズをやるんだってな』 「何故知ってる?」 『お前の記憶は俺様に筒抜けなのさ』 こめかみを拳骨でつつきながら、バクラが言った。 そうしてからかう少年をひとまずは無視し、万丈目は説明書のページを開く。 曰くこのカードデッキなるものは、ミラーモンスターなる物の力を借りて、仮面ライダーという戦士になるための装置らしい。 強化服を纏い、カードの力を駆使して戦うファイター。それが仮面ライダーだ。 無論、タダで力を借りられるわけではない。まず変身するためには、鏡のような物が必要となるのだという。 そして更に、モンスター――このデッキの場合は「バイオグリーザ」というらしい――への対価が必要となる。 仮面ライダーの力を得るために、モンスターに捧げなければならない対価は、 「!? 生きた……参加者だとっ!?」 すなわち、人柱だった。 そこに書かれたルールはこうだ。 ・12時間に1人、契約モンスターに「生きた参加者」を喰わせないと所有者が襲われるようになる ・参加者を1人喰わせると猶予が12時間に補充される。猶予は12時間より増えない ・変身や契約モンスターの命令を1分継続させる毎に10分の猶予を消費する ・猶予を使い切ると変身や命令は解除され、契約モンスターに襲われるようになる ・所有者が自らの意識でカードデッキを捨てると契約モンスターに襲われる。無意識、譲渡、強奪は適用外 はっきり言って無茶苦茶だ。これでは自分は、12時間に1人ずつは、必ず人を殺さなければならないということではないか。 『――ちょうどいいじゃねぇか』 頭の中で、またあの声が呟く。ぞっとするような悪意の言葉を。 「な……なんだとっ!?」 『殺し合いに乗った連中がいたら厄介だろ? お前を襲って、殺そうとするかもしれねぇ。 だがそいつらを餌にしちまえば、命は助かるし邪魔者もいなくなる。まさに一石二鳥じゃねえか』 くっくっと嫌な笑い声を漏らしながら、バクラは言葉を並べていく。 やっぱりだ。やっぱりこいつは悪しき存在だった。 人殺しを行うことに何の抵抗もない。顔色ひとつ変えることなく、あの残忍な笑みを浮かべている。 「そんなことができるか!」 『おいおいそりゃねえぜ宿主サマよぉ。これは殺し合いのゲームだぜ? 人が人を殺し血で血を洗う、糞溜めみてぇな地獄絵図。阿鼻と叫喚の木霊する、狂気と絶望のデスゲーム。 極限のスリルと快楽に満ちた、これ以上ねぇってくらい素敵なゲームじゃねえか! だったら楽しまなきゃ損ってもんだろうが!』 狂っている。 頭の中で高笑いを上げながら、両手を広げて叫ぶバクラに対して、万丈目は苦々しげな表情を浮かべた。 人殺しをいとわないどころではなかった。こいつは人殺しを楽しんでいるのだ。 誰かを傷つけいたぶることに快感を覚えるような、そんなどうしようもない奴だったのだ。 「だが……殺人は犯罪だ」 『こんな所に法だの罰だのみてぇな、まともなルールなんざ意味ねえよ。このシチュエーションそのものが狂ってるんだからなぁ』 だからお前も狂ってしまえと。狂ったルールには狂って従えと。 ためらうことなく人を殺せ、と。 悪魔のような声が囁く。 そんなことできるはずがない。人が人を殺すなど、許されるはずがない。人類同士には生存競争の理屈など存在しない。 だが、このカードデッキはどうする。これがある限り、自分は人を殺し続けなければ生きられない。 いっそ誰かに渡してしまうか。いや、そんなことは論外だ。そうすればその人間がカードの呪縛に囚われる。 ならば開き直って、この身をモンスターに捧げるか。冗談じゃない。誰だって死ぬのは嫌だ。 ではこの状況をいかにして打開するか―― 『……おっと』 と、不意にバクラが呟く。さながら何かに気付いたように。 「どうした?」 『気をつけな。どうやら宿主サマが馬鹿みたいに叫んだのを聞きつけて、お客さんがやってきたらしいぜぇ……?』 口にした物騒な言葉とは裏腹に、バクラの声はさぞ楽しそうに響いていた。 張り詰める緊張。冷や汗が伝う。 やがて聞こえてくる靴音。かつり、かつり、と。果たして来訪者は敵か味方か。 ややあって姿を現したのは、1人の銀髪の少女だった。それも小さい。 まだまだ10代に達するか否かといったところだろう。その片目に当てられたのは漆黒のアイパッチ。 『ありゃあ敵だぜ』 バクラの声が響く。 「馬鹿な! あんな小さな子供だぞ!?」 『よく目を見てみな。据わってやがる。いっちょ前のチャイルドソルジャーの目だ。ついでにあの服装は多分戦闘服……もう分かるな?』 確かに彼の言う通りだ。 金色の隻眼の視線は鋭い。どことなく殺気のこもった目で、こちらを見つめている。 そしてその身体を覆う青いフィットスーツは、普通の衣服とは到底思えない。 すなわち、戦う気満々の姿。それどころか、今まで散々戦いを続けてきた兵士の姿。 いきなり敵と相対したというわけか。しかも一般人の自分と違い、戦い慣れている相手と。 前方では人殺しが睨みを聞かせ、後方からは人殺しが誘惑する。万丈目準の状況は最悪だった。 ◆ 戦闘機人ナンバーⅤ・チンクが行動を再開したのは、今からほんの少し前のことだった。 万丈目の聞きつけた轟音――高町なのはのディバインバスターを受けた身体も、徐々に動くようになってきた頃。 さて、自分はこれからどうするか。 あの幼いなのはが向かった方向は分からない。砲撃に目をふさがれた結果、完全に見失ってしまった。 なら何を目印にして動けばいいだろう。どこに行けば妹達を救え、ターゲットを確保できるか。 枝に埋もれた身体をゆっくりと起こしながら、チンクはしばし思案する。 そんな彼女の行動を決定づけたのは、 「……ぬぅあああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――ッ!!!!!」 この、バクラ曰く「馬鹿みたいな叫び」だった。 砲撃の爆音にすら勝るとも劣らぬ大声に、一瞬チンクはびくりと身体を震わせる。 今の声は一体なんだったのか。妙に悲痛な叫びだったが、誰かが殺されでもしたのだろうか。 いずれにせよ、近くに参加者がいるのは理解できた。同時にこのゲームの前提を思い出す。 開始から24時間で1人も死者が出なかった場合、ゲームは即座に中断される。 全ての首輪が爆破され、全ての参加者が死亡し、強制的にゲームオーバーだ。 なのはを24時間以内に見つけ出せる確証はない。ならば早いうちに行動を起こした方がいい。 そもそもああいう声が上がったということは、近くに殺し合いに乗った人間がいるということだ。 それを始末することは、同時にクアットロやディエチを襲う可能性のある人間が、1人減るということに繋がる。 方針は決まった。声のする方へ行き、その場にいる人間を抹殺する。 未だ微妙に痛みと疲労の抜け切らぬ足を動かし、チンクは森を進んでいった。 それなりに距離はある。歩いていくうちに、受けたダメージも回復していった。 そして目の前に生い茂る木々が姿を消し、荒れ放題の廃墟が目に移る。確か地図に記されたエリアのはずだ。 そこで待っていたのが、黒コートを羽織り、首には悪趣味なリングをぶら下げた男。 しかも、こちらを警戒している。 決まった。 こいつは敵だ。 デイバッグへと手を突っ込み、そこから工具セットを取り出す。 そこから選んだのは、鍋やフライパンに比べれば扱いやすいドライバー。 もう先ほどのようなミスは犯さない。こいつで確実に息の根を止める。 黄金の隻眼が、獲物を真っ向から睨みつけた。 ◆ Back 仮面の告白 時系列順で読む Next コピーベントの罠! ナンバーⅤ危うし(後編) Back 仮面の告白 投下順で読む GAME START 万丈目準 Back 悪魔とテロリスト チンク GAME START 天上院明日香
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/35578.html
ここまでこひへ【登録タグ Guiano IA VOCALOID こ 曲 曲か】 作詞:Guiano 作曲:Guiano 編曲:Guiano 唄:IA 曲紹介 『 コピー ペースト 』 10作目。 2016年12月、デビュー2周年を記念してリメイク版が投稿された。 歌詞 (piaproより転載) きっと、きっと気付いていたんだろう 何でかな今日も口にせぬまま 「こぴーあんどぺーすと」 生まれたことすらも捨てて 全部透過して コピー ペースト僕は ふわりふわふわと色を失って この世界がさ 案外難しくないと思えているんだ コピー ペースト 「僕はゆらりゆらゆらと希望を失って 生きているから。」 なんだか死んでいるような気分になった あーあ、なんでだろ あーあ、どうしてだろ 変わらない景勝君が ふらふらふらと形を変えてもう あーあ、なんでだろ あーあ、どうしてだろ 6弦の感情が僕に けらけらけらと嘘を吐いたから 気付いてたんだろ 閑静な灯火、臆病だ僕は 「コピーアンドペースト」 歩いてきた道も捨てて 「COPY AND PASTE」 コピー ペースト僕は ふわりふわふわと色を失って この世界がさ 案外難しくないと思えているんだ コピー ペースト 「僕はゆらりゆらゆらと希望を失って 生きているから。」 なんだか死んでいるような気分になって あーあ、なんでだろ あーあ、どうしてだろ 変わらない景勝君が ふらふらふらと形を変えてもう あーあ、なんでだよ あーあ、どうしてだろ 咲き誇れ、君が ふらふらふらと形を変えても 気付いてたんだろ 閑静な灯火、臆病な僕だ コメント guianoさんの曲で一番すこ。 -- クロサキ (2018-01-05 22 25 22) ほんといい曲 -- つきくま (2018-02-22 17 31 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dmori/pages/60.html
動的なメモリの確保時、同時に値をコピー概要 動作確認 テストコードパタン1 ソースコードファイル1 ファイル2 動的なメモリの確保時、同時に値をコピー 概要 (詳細記述予定) 動作確認 ツール バージョン 結果 NC-Verilog 未確認 VCS-MX 未確認 ModelSim 未確認 Cver 未確認 テストコード (概要を記述予定) (実行方法を記述予定) パタン1 (パタン内容を記述予定) initial begin //verilogテストパタン1 end (実行結果1) ソースコード ファイル1 (verilogソースコード1) (概要を記述予定) ファイル2 (verilogソースコード2) (概要を記述予定) int a[]; int b[]; int c[]; COLOR ch; a=new[10]; foreach(a[p])begin a[p]=$random; end disp(a); //,"a"); a=new[15](a); disp(a); b=new[5]; foreach(b[p])begin b[p]=$random; end c=new[20]; c[0 14]=a; c[a.size 19]=b; disp(c); 名前 link_pdfプラグインはご利用いただけなくなりました。 -
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/9158.html
"You play with the cards you're dealt… whatever that means." (配られたカードで勝負するしかないのさ…それがどういう意味であれ。) チャールズ・モンロー・シュルツ氏の漫画『ピーナッツ』の主人公……であるチャーリー・ブラウン少年の飼い犬。 同作を象徴するマスコットキャラクターである。 犬でありながらタイプライターで小説を書いたり、犬小屋を飛行機にしてパイロットになったり、 車の運転から楽器の演奏、更には探偵や弁護士にいたるまでなんでもこなしてしまうハイスペックなドッグ。 連載当初は普通のビーグル犬だったが、回が進むごとに知的になり、 1957年から二足歩行で歩き回るようになったと同時にお腹周りがぽっこりと出る、現在よく知られるデザインとなった。 原作では8月10日と8月28日と2回スヌーピーの誕生日回があったが、2011年に前者の方が正式な誕生日と公式で設定された。 デイジーヒル子犬園出身で、紆余曲折を経てブラウン家に引き取られた経緯を持つ。 チャーリーとは一緒にゴルフをしたりカヌーを漕ぎに行くなど一番のパートナーであるが、 チャーリーにはライナスとフランクリン以外にまともな友人がいないのは禁句 スヌーピーにとってチャーリーは「自分にご飯をくれる丸顔の子」というレベルの認識で、名前すら憶えていない。 もっとも、チャーリーもスヌーピーの破天荒な行動に振り回され「どうして僕は他の子のように普通の犬を持てないんだ?」と愚痴る事も多いため、 なんやかんやでお似合いである。 チャーリーへの態度はぞんざいだが女の子達には割と紳士的。 ただし例外的にルーシーだけは嫌っているらしく、物を投げつけている場面がある。 彼の住んでいる犬小屋は、外見では想像できないほど広く、 地下室に繋がる階段がある他、観葉植物が置かれていたりテレビやエアコン、さらには卓球台やビリヤード台まであり、 しかもいくつかの部屋に区切られており、図書室まで設置されている。四次元ポケットならぬ四次元犬小屋か? 物語の途中でこの犬小屋が全焼したときに、スヌーピーが「ぼくのヴァン・ゴッホが」と泣きくれていたところからすると、ゴッホの絵まで飾られていたらしい。 作者が少年時代に飼っていたスパイクという雑種犬がモデル。 なんでも、人の言葉が通じるような反応をしたり、動物ハプニング特集のような奇行を頻繁に行う犬だったらしい。 その愛らしい風貌から世界的に人気が高く、特に日本における人気は欧米を上回るほどといわれている。 具体例として、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは開園当初からスヌーピーがアトラクション・キャラクターの1つとして扱われている他、 年間のキャラクター商品の売り上げで、サンリオの某鬼帝に競り勝ちトップ3入りした年もある。 一方で、知名度がスヌーピーに偏っており、漫画の題名が『ピーナッツ』である事を知らない人もちらほらいるとか*1。 MUGENにおけるスヌーピー Mammalman氏により、Zobbes氏のキャラを改変したものが公開中。 SFCソフト『スヌーピーコンサート』を元に作られている。 通常攻撃こそリーチが短いが、必殺技は発生が早めの飛び道具「ディッシュスロー」など優秀な技が多い。 原作で見せたライナスの毛布を振り回す技なども完備。 超必殺技「ウッドストック総攻撃」では画面一杯にウッドストックの仲間達を呼び出して攻撃する。 AIもデフォルトで搭載されている。 出場大会 「[大会] [スヌーピー]」をタグに含むページは1つもありません。 *1 作者は『チャーリー・ブラウン』もしくは『チャーリー・ブラウンの平和な日常』というタイトルを付けたかったそうだが、 出版社側が作者の承諾も得ずにタイトルを決めて、後から知った作者の抗議も既に広報済みだったのを理由に「今更変更できない」と取り合わなかったらしい。 当然だが、作者はこの一件がかなり不愉快だったらしく、後年の自伝等で恨み節を述べている。 「ピーナッツ」には「落花生」だけでなく「つまらない」「取るに足らない」「困った人」という意味もあり、 子供の心の悩み、困難をどう乗り越えるかをテーマとする本作の作風とは合っているが、 日本では馴染みの無い暗喩のため、吹き替えアニメでは番組名称を『まんがスヌーピー』『スヌーピーとチャーリー』とされる事が多いのも、 『ピーナッツ』というタイトルの知名度が高くない一因である。 強いて挙げるなら、『ONE PIECE』の「デービーバックファイト編」にて、ナミが「次の対戦相手を引き抜けばこちらの不戦勝になるのでは」と発言した際に、 相手の海賊団のクルー達から「ピーナッツ」(上記の「つまらない」が近いか)と罵声を浴びせられるシーンがある。 なおニコ・ロビンから「その対戦相手が自分たちの仲間になるけどいいのか」と指摘され、引き抜きは実行されなかった。
https://w.atwiki.jp/kenichiro/pages/98.html
Emacsでのコピー、カット、ペースト、やり直しは全て独自のコマンドになっています。 コピーなどの話の前にまずはリージョンの概念から リージョン リージョンとは範囲のこと、マウスでドラッグしたりして色が変わる範囲です。 選択範囲を表しているので、このままでは得になにも起こりませんが、コピーなどのコマンドにより、この範囲をコピーしたりします。 マウスでリージョンを指定するのでもいいですが、マウスを使うのは面倒なのでキーボードでのリージョン指定の仕方を覚えます。 まずマーク(リージョンの開始位置)の設定 ^Spc または ^@ つまりコントロールキーを押しながらスペース(または@←環境による)を押せばよい。 こうすると下のエコーエリア(Emacsの一番下の画面)に Mark set と表示され、マークがセットされたことが分かる。 次にリージョンの終了位置だがこれは点滅しているポイントが移動した場所までということになる。 リージョンの解除は ^G とすればよい。 コピー コピーはコピーしたい範囲をリージョンで指定した状態で Esc W つまりEscキーを押した後(指を話す)、Wを押せばよい。 キル(カット) キル(カット)はキルしたい範囲をリージョンで指定した状態で ^W つまりコントロールキーを押しながらWを押せばよい。 またポイントの位置から行末までキルするには ^K とする。これはリージョンの指定がいらないので、一行だけキルしたい場合に便利。 ヤンク(ペースト) ヤンク(ペースト)は、ヤンクしたい位置にポイントを持って行って ^Y とする。 アンドゥ(やり直し) アンドゥ(やり直し)は、前にやった操作を戻すコマンドで ^_ とする。コントロールキーを押しながらアンダーバーを押すのだが、実際はアンダーバーはシフトキーを押さないと打てないので、コントロールキーとシフトキーとアンダーバーを押すことになる。 アンドゥをするとエコーエリアに Undo! と表示され元に戻ったことが分かる。
https://w.atwiki.jp/kopipe/pages/13.html
叩く時に使えるコピペ 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 笑えるコピペ 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 誉める&慰めるときなどに使えるコピペ
https://w.atwiki.jp/copypasta/pages/16.html
有名コピペネイヴィーシールズコピペ(ゴリラ戦コピペ) 最初のスパゲッティストーリー 無限のエッセイ(ビジュアルノベルゲーム「fate/stay night」の詠唱の改変ネタ。) 脱糞コピペ体育館にて ミカエル 腸洗浄 女の便秘 大学にて 作戦名「非の打ちどころのない勝利」(オペレーション:フローレス・ヴィクトリー) カニカマ もし4chanが終わったら ウェイター 父との思い出 その他体験談(グリーンテキストストーリー)いままでにやった一番バカなこと。 パパ・ジーノ(ベルエアのフレッシュプリンスコピペ) 4chanに関するコピペ匿名性について 有名コピペ ネイヴィーシールズコピペ(ゴリラ戦コピペ) 軍事関係の板で発生したコピペ。すぐバレるような適当なハッタリを並び立てて相手を威圧する。 特徴敵な誤植からGorrila Warfare(ゴリラ戦コピペ)と呼ばれることもある。 ワットザファック今なんていった?リトルビッチ。教えてやるが俺は主席でネイヴィーシールズのクラスを卒業し、膨大な秘密作戦でアルカイダと戦闘して、確認されているだけでも殺害数は300人。ゴリラ戦※で鍛え上げられ、狙撃手としての腕はアメリカ軍のトップだ。次の標的はお前だ。お前をこの世から完全抹消(ワイプ・ザ・ファックアウト)してやるよ、かつてないほどの正確さでな。俺の言葉に注意しろよ。俺にクソレスしといてインターネットから逃走できると思ってるな?それは間違いだファッカー。こうしてしゃべっている間も俺はシークレット・ネットワークでアメリカ中のスパイと連絡を取り、お前のIPを調べ上げている。嵐に備えたほうがいいぞウジ虫。その嵐はお前が「自分の命」と呼んでいるちっぽけなものをふっ飛ばしちまうだろうからな。お前はもうファッキン・デッドだガキ。俺はいつ、どこだろうと、お前を700通り以上の方法で殺害できる。しかも素手でな。俺はすさまじい格闘戦の訓練を受けているだけでなくアメリカ海兵隊の武器庫にアクセスする権限を持っている。その火力の全てを、お前の惨めなケツをこの大陸の地表上から完全に消し去るために使うことができるんだぞリトルシット。もしお前がお前の「賢い」コメントの報いがどのようなものになるか知っていたら、お前はお前のクソ舌を引っ込めることができただろう。しかし、もう遅い。お前はやっちまった。ツケを払うときだガッデムイディオット。お前に俺の憤怒グソをブチまけて溺れさせてやるよ。お前はファッキンデッドだよガキ。 ※gorrira warfare.恐らくguerrilla warfare(ゲリラ戦)の誤植だと思われる。 +原文 What the fuck did you just fucking say about me, you little bitch? I’ll have you know I graduated top of my class in the Navy Seals, and I’ve been involved in numerous secret raids on Al-Quaeda, and I have over 300 confirmed kills. I am trained in gorilla warfare and I’m the top sniper in the entire US armed forces. You are nothing to me but just another target. I will wipe you the fuck out with precision the likes of which has never been seen before on this Earth, mark my fucking words. You think you can get away with saying that shit to me over the Internet? Think again, fucker. As we speak I am contacting my secret network of spies across the USA and your IP is being traced right now so you better prepare for the storm, maggot. The storm that wipes out the pathetic little thing you call your life. You’re fucking dead, kid. I can be anywhere, anytime, and I can kill you in over seven hundred ways, and that’s just with my bare hands. Not only am I extensively trained in unarmed combat, but I have access to the entire arsenal of the United States Marine Corps and I will use it to its full extent to wipe your miserable ass off the face of the continent, you little shit. If only you could have known what unholy retribution your little “clever” comment was about to bring down upon you, maybe you would have held your fucking tongue. But you couldn’t, you didn’t, and now you’re paying the price, you goddamn idiot. I will shit fury all over you and you will drown in it. You’re fucking dead, kiddo. 最初のスパゲッティストーリー 体験談の途中で何故か突然スパゲッティが現れる釣りコピペ。 ボディビルダーのフォーラムで投稿されたのが初出とされ、そのシュールさから広まった。 ハロウィーンストアにウィジャ版(占いの道具)を買いに行った。 ウィジャ板を見つけ、レジに向かった。 カウンターには可愛い女の子がいた。 手のひらが汗で湿って、緊張してきた。 可愛い女の子は30.00ドルですと言った。 俺は金を取り出すためポケットを漁った。 スパゲッティが落ちた。 みんなスパゲッティが床にぶちまけられるのを見ていた。 片づけようとして上着で拭いたがダメだった。 俺は店から逃げた。 ※なぜスパゲッティを持ち歩いていたかの説明は一切されていない。 +原文 went to halloween store to pick up Ouija board grab the board proceed to the check-out cute girl behind the counter my palms starts to sweat and I get nervous cute girl tells me it s 30.00 I reach into my pocket for my meney spahgetti falls out everyone stares as there is spaghetti all over the floor I try to clean it with my jacket but it doesn t work I run out of store 無限のエッセイ(ビジュアルノベルゲーム「fate/stay night」の詠唱の改変ネタ。) 4chanのアニメ板住人「マイク」が試験で提出したという論文。 I am the bone of my essay. 体は小論で出来ている。 Procrastination is my body, and caffeine is my blood. 血潮は引き伸ばしで 心はカフェイン I have ignored over a thousand deadlines. 幾たびの締め切りを越えて未提出 Unknown to MLA format, nor known to passing grades ただひとつも書式に従わず、ただの一度の合格もない Have withstood responsibility to fail many classes 彼の者は常に独り 学校の授業で落第する Yet those classe will never teach anything 故にその授業に意味はなく So as I hand in その体は、 UNLIMITED ESSAY WORKS 無限の小論で出来ていた。 先生の反応 今まで見てきた中で一番想像性豊かな試験落第です。 秋の学期にまた会いましょう。マイク。評定:全部F 脱糞コピペ 体育館にて 俺は1日に5500キロカロリー分も食っていた アホみたいに太り 屁の量はありえないほどだった 体育館で兄弟とオナラコンテストを開催した 15分の間オナラし続け笑いまくったことで俺の腹は振動し始めていた。 F1カーがチェインソー工場の中を突っ走るような音を出していた。 ファックイエー。これはすごい屁になるぞ。 バカでかいクソをパンツに出した。 屁クソ(shart)なんかじゃない。 完全に独立した丸太型グソが俺のパンツの裾から転がり落ちた。 兄弟の脇腹は笑いすぎて地球を飛び立った。 パニック。 クソを拾ってジムバッグの中に突っ込んだ。 何人かは俺が生のクソを拾ってジムバッグに突っ込むのを見ただろう。 俺はシューズと膝サポーターを抱え、クソの入ったジムバッグを持ちながら家に逃げた。 ミカエル 仕事中の話 その日の朝、俺は初めてコーヒーを飲んだ。 効果がちゃんと出るように3杯飲んだ。 突然俺の腹はまるで誰かが泥を詰め込んでそれでバルーンアニマルを作っているかのように痛み始めた。 文字通り、クソが俺の直腸を圧迫していた。なんらかの憑依した悪魔が千年の幽閉から解き放たれようとしているかのようだった ケツの穴と太ももを固く閉じながらホールを歩かねばならなかった。 トイレにたどりつく頃には滂沱の汗を流し、一歩歩くごとにブーブーでかい音が鳴った。 一番近くの個室に入った。 隣の個室に人がいるようだったが気にする暇はなかった。 パンツをずり下し、トイレットシートにケツを叩きつけた。 ケツが滑った。汗にまみれていたせいで滑りやすくなっていたのだ。 座席から落ち、片手を便器の中に突っ込んでしまった。ケツは個室の壁の下の隙間にはさまった。 もはやどうすることもできなかった。 ケツからクソが噴出した。隣の個室全部を覆い尽くすほどの量だった。 隣の個室の人が叫んだ。 俺も叫び返した。それでもクソを止めることはできなかった。 30秒ほど続いただろうか。その間ずっと俺のケツからクソが力強く吹き出し続けた。 やがて命が絶えたかのようにおさまった。ケツはまだジュウジュウ音を立て、欠片を噴出していた。 隣の個室から人が飛びだしたようだ。そいつはクソに滑りそうになりながら、トイレから逃げ去った。 5秒か10秒か、地面に転がった後、なんとか体勢を立て直そうと頑張った。 なんとか立ちあがれたので、隣の個室の被害を確認してみた。 個室は完全にクソで彩られていた。そこに座っていた人の輪郭が壁に描かれるほどだった。 俺のケツの中にあった、巨大なねばついた塊がそこにはあった。少なくとも5ポンドはありそうだった。 できる限り早くケツを拭いた。それでもかなり時間はかかった。 その間ずっと、誰かがトイレに入ってくるのではないかと震えていた。 腸洗浄 腸をきれいにすることに決めた。 シットグリラ(シャングリラのもじり)を求める旅の最初の3日間はすぐに過ぎ去った。 三日目にそれは起こった。 何か食べたかった。 この時点で俺は血糖値を上げるためのゲートレード以外は口にしておらず、寝たきりの生活だった。 コロンクレンザー(腸用サプリメント)を3つと、塩漬けキャベツ一缶。2リットルの水を飲んだ。 4時間眠った。 起床すると、俺のケツがナガサキにファットマンを落とす準備が整ったことを感じた。 俺のための、象牙でできた昇天の玉座へと腰かけた。 不浄なる屁を3分間の間発し続けた。 酷い臭いで、俺の犬はトイレから逃げ去った。(この困難の時における俺の唯一の仲間だった) クソが始まった。 最初は全てが順調だった。俺の中のクソが動き始めるまでは。 やがて液体状の溶岩がコンクリートをかき混ぜるように俺のケツから噴き出した。 15分ほどたったころ、何か巨大なものが来るのを感じた。 クソが途中で止まった。 俺は泣いて、ジーザス、ブッダ、ヒトラー、ボブ・マーリー、アッラー、チャールズ・マンソンなど手当たり次第に祈った。 マッハ2でクソが飛び出した。 巨大な、どっしりとした、熱くて痛いクソだった。 バラバラになったような気分だった。 しばらくの間点滴のようなクソ水がケツから垂れ流された。 俺のトイレはクソで満たされていた。このまま死にそうだった。 静寂が訪れた 何か長いものが俺のケツから垂れさがりのたうっていることに気付いた。 オーファック オーファック サナダムシが俺のケツから出ていた。 クソ野郎の体は長く、水にまで浸かっていた。 「助けてベイビージーザス!」俺は叫びながら水洗レバーを力の限り押しまくった。 俺のクソ犬が戻ってきたが臭いを嗅いで逃げた。 水の流れがサナダムシを引きちぎった。 俺は精神を集中させ、サナダムシが安全な住処である俺のケツ穴に戻ろうとしていることを感じ取った。 ケツの力を抜き、下に手を伸ばして、サナダムシを掴みとり、10フィートはあるからだを便器へと放り出した。 すべてが終わった後、俺は人生で一番長いシャワーを浴びた。ベッドに裸のまま横たわり、泣きながら胎児のような姿勢をとった。 俺のケツの中に住みついている獣のことなんて、知りたくもなかった。 女の便秘 私の腹は多量の牛乳と4日間の間貯めこまれた食べ物で破壊されかかっていた。 真夜中、あまりにもクソがしたくなり起きてしまった。 トイレでおぞましい、液体状の爆発性スプレーグソを噴出した。 ケツ、トイレットシートの裏側、便器の内側すべてがクソで覆われた。 ファッキントイレットペーパーがない。 水洗トイレは私の産みだした惨状を半分しか流してくれなかった。便器は完全にファックされた後のようだった。 パンツを脱ぎ、キッチンラップを手に入れるために、台所へとヨチヨチ歩いた。 ボーイフレンドが冷蔵庫を漁っていた。 私がベッドから出た時起こしてしまったようだ。 彼は私を見た。足にクソを垂れさせ、不器用に腰を曲げている、まるでクソを漏らした浮浪者のような私を。 「トイレにはいかないで。自分できれいにするから」 彼は「なんだそりゃ」って感じでトイレに向かって駆けだした。 彼を止めることはできなかった。 嗚咽と悪態の叫びが聞こえてきた。 30分後、トイレをきれいにして、シャワーを浴びた私は、ベッドに戻った。 ボーイフレンドは体を丸めて胎児の姿勢をとり、目立たないように壁際にいた。寝たふりをしているようだった。 私は彼に寄り添った。彼はピクリとも動かなかった。 大学にて 俺の話 大学(university)での話。(お前らにとってのcollegeだよアメリカ野郎共) 講義はクソつまらないし、俺の腹は昨日飲みすぎたせいでのたうっていた。 隙をついて屁をこいた。 音は鳴らなかったが、突然何かを感じた。 オーファック パンツが半液体状のクソで満たされていた。俺はパンツを洗いに行くために立ち上がるリスクを犯すべきか迷っていた。 みんながにおいを嗅いだようで、顔を俺のほうへと向け始めている。 俺は「ファック、俺は自分のクソまみれのパンツの上になんか座ってねぇよ」という体を装った。 ゆっくりと立ちあがり、よちよちとドアに向かって歩いた。 ちょうどドアから1メートル手前で、何かが俺の足を転がり落ちた。 後ろを見ると、クソの塊が落ちていた。みんながそれを指さして何かささやいている。 俺はヘッドライトに照らされたウサギのように硬直した。 どうすればいい?立ち去るか?大したことじゃないよって感じを出すか?自分のものじゃないと装うか?クソを持ち帰るか? どういうわけか、気絶したフリをするのがベストアイディアだと思った。 倒れるとき、しくじったため、肩にクソがついてしまった。 俺はクソから逃れるために転がった。 しかし、それはあからさまに演技っぽく見えると気づいたので、けいれんしているフリに移行した。 あまりにヘタクソな発作演技だったのか、誰も俺を助けにこなかった。 みんなは、自分のクソの上で転がりまわる俺をただ見つめていた。 俺は起き上がり、その場を立ち去った。 彼らにはこれからも毎日会わなければならないのだ。 作戦名「非の打ちどころのない勝利」(オペレーション:フローレス・ヴィクトリー) 17歳のときの俺の話 俺は二日酔いの状態で心理学の授業を受けていた。 屁を出す必要があった。 俺はカモフラージュのためにクシャミをした。 「非の打ちどころの無い勝利」作戦開始だ あまりにヘタクソなクシャミだった。 クラス全体がクソみたいな声を出した俺のほうを向いた。 そして人の歴史の中で最もコミカルなオナラが鳴り響いた。 それはまるで、悲しみで満たされた風船の解き放ち、最後を爆竹で締めたような音だった。 カニカマ 2ポンドのカニカマが安売りしていた。 ファックイエス 一度の食事で全部食べた。 一週間の間全くウンコが出なかった。 そのかわりずっと屁が出続けた。 誇張なしで、まったく止まらなかった。もしケツにホイッスルを突き刺したら。一週間の間ずっと甲高い音を鳴らしていただろう。 おまけにその臭いときたらサタンの玉袋の裏側のようだった。 両親は俺を部屋から出ることを禁止した。死のホットボックスの完成だ。※ オナラはようやく少しずつ弱まっていった。 万一のときのため、便座に座った。 下痢便はあまりに量が多かったために便器を満たして水面から顔を出していた。まるでまかない料理の豆皿のようだった。 もし4chanが終わったら 4chanが死んだら 酒を飲みまくり アナルプラグを挿入し 20ポンドのチョコレートとブルーチーズとタコスを食い 液体下剤を一瓶飲み干し、 全身にワセリンを塗り、 靴をはいて、 警察署までよたよた歩いて、 受付の警察官に話しかける。 「パーティタイムの準備はいいかい?」と聞き パンツを下し アナルプラグを抜き 20ポンドの匂い立つ未消化チョコチーズタコスを床に波打たせながら噴き出す。 力の限り叫びながら、粘着質の液体を放出する。 「俺の栄養が!一度は体の中にあったものが逃れて行く!」 自らの為したことの偉大さにひざまづく。誰が俺をとらえる勇者になるのか待ち構える。 誰も俺を捕まえることができない。全身に塗ったワセリンで滑りやすくなっているからだ。 突然、俺を捕まえようとする男たちへの愛が芽生える。 おばあちゃんの婚約指輪を指からひきぬき、彼らに求婚する。 刑務所に行く 残りの人生を浮浪者や変質者と一緒に円陣を組んでオナニーしながら過ごすだろう。 まるで初めからそうあるべきだったかのように ウェイター 俺はウェイター 仕事の前に大量のポットローストサンドイッチとプロテイン・シェイクを食った。 20分の間俺の腹はドライヤーにテニスシューズを突っ込んだような音を立てていた。 て、て店長。早退したいんですけど ダメだ。いまは夕食時だぞ わ、わかりました。 50人の黒人がいるテーブルで注文を取った。 一人の婦人がドレッシングを注文しているときだった。俺はうっかり下痢便を足に噴射した。 俺は硬直したままクソを出し続けた。 真面目な話、1クオートほどのクソを出したようだった。 何かを言おうとしたが、すすり泣くような声(エェェェェェェ)が出ただけだった。 やっと止まった。 クソが俺の足を濡らしていた。 突然 「YO このニガーがクソを漏らしたぞ」と誰かが言った。 ムードを和らげるために微笑んだ。 ダメだった。 キッチンに逃げた。 俺の後ろにはウンコの軌跡ができていた。 裏口から出た。 家まで車で帰った。 電話が1万回は鳴っている。 俺はそれを絶対にとらないだろう。 父との思い出 俺の部屋で従妹と一緒にゲームをしていた。 父親が入ってきた。 「緊急事態なんだ。出てくれ」と従妹に言った。 父は俺をうつ伏せにした。 父は俺のシャツを脱がせて、俺の上に座った。 そしてクソを出し始めた。 半固形のクソが俺の背中に吐き出された。 父は「気に入ったか?息子よ」と聞いた 俺は「全然」と答えた。 父は「ああ。気に入ると思ったんだがな」と言った。 そのときの何が起こったのかについてはお互い話さないようにしている。 その他体験談(グリーンテキストストーリー) いままでにやった一番バカなこと。 今までにやった一番アホな行動をあげていけ。 まずは俺から。 俺の話 23日前 クソみたいに酔っ払いながら車を運転していて、赤信号を無視し、ファッキンパトカーに時速32kmでぶつけられた。 車にはほとんど損傷はなかった。 でも酔っ払った頭はクソみたいにビビっていた。 理由は俺にも分からないんだが、ポケットナイフで自分の胸を突き刺した。直後、警察が来た。 ナイフをグローブボックスに隠した。 俺は言った。「刺されました!おまわりさん!」 警察は俺を近くの病院に連れて行ってくれた。 危機を脱した時の俺の顔。 パパ・ジーノ(ベルエアのフレッシュプリンスコピペ) くそったれ、/b/。お前らムカつくんだよ。ようやくわかった!お前らはずっと俺の頭をファックしてネット文化漬けにしてやがったんだ。それで俺は仕事を失うハメになった。俺はピザ屋「パパ・ジーノズ」で働いていた。ニュージーラーンドのピザチェーンだ。二人の男が入店してきた。二人はどう見てもカップルだった。今までこんなあからさまなゲイをみたことはなかった。俺は感傷的な保守派ヒッピーの自然愛好(ツリーハガー)野郎でしかも両性愛者だが、クソッタレこいつらはゲイだ。最初は何もかも上手く行っていたが俺が食べ物をテーブルに出すときいつもは「ごゆっくりどうぞ」というところで、/b/が俺の脳みそを支配して「ほらよお前ら、エンジョイ・ユア・エイズ」といってしまった。「エ」と言った瞬間に頭の中で警鐘が狂ったように鳴り始めたが、遅すぎた。しゃべり終えてから自分が何をやってしまったか気付いた。二人の男はショックでしばらく俺のほうを見ていた。俺は顔が真っ青になった。無料ピザを食い無料マウンテンデュー飲む日々はたった一瞬で終わりを迎えた。二人はアホみたいに騒ぎだして、店長がやってきた。奴らはヘイトクライムやら偏見やら訴訟やら何やら叫んでいた。一人が立ちあがって俺をブン殴ると脅してきた。ケンカになり、店長はビビった。俺は叔母さんと叔父さんの住むベルエアーに引っ越すところだ。タクシーを呼んで、近くにくると、ナンバープレートには「フレッシュ」。ミラーにはサイコロ。ひとつだけ言えるのはこのタクシーはレアだな!「まあいいや。ベルエアーの我が家まで!」家についたのは7,8分後、タクシーに「あばよ相棒」と叫んで、俺の城を見た。ついに着いたぜ。ベルエアのフレッシュプリンスの玉座を置く場所に! +原文 God damn you, /b/. I fucking hate you. I ve been noticing how you ve been fucking with my head, making me see memes everywhere, and now it cost me my job. I used to work at a pizza joint called Papa Gino s, which is a chain here in New England. Today, two guys came in, and they were very obviously a couple. Never in my life have I seen people this blatantly gay. Now, I ll be the first to admit that I m a bleeding heart liberal hippie treehugger commie bastard, and I m even bisexual myself, but DAMN these two were gay. Everything was going fine, right up until I served them their food. Instead of the usual "enjoy your meal" bit that I usually say, /b/ seized control of my brain. "There you are, guys. Enjoy your AIDS." As soon as that A passed my lips, alarm bells went nuts in my head. But it was too late. I didn t realize what I had just done until I had finished speaking. The two guys just stared at me in shock for a momment, and I went pale. I knew that my days of free pizza and all the Mountain Dew I could drink were over in that one instant. The two dudes go DIPSHIT. My manager comes over, and there s screaming about hate crimes, bigotry, lawsuits, and one of them even stood up and threatened to beat the shit out of me. We got into a fight, and my manager got scared, and said youre moving with your aunte and uncle in bel-air. I whistled for a cab, and when it came near, the license plate said "fresh" and there were dice in the mirror. If anything I could say that this cab was rare, but I thought "naw forget it, yo home to bel-air!" I pulled up to the house about seven or eight and I yelled to the cabbie "yo homes smell ya later!" Looked at my kingdom, I was finally there. To settle my throne as the prince of bel-air. ※後半の「ベルエア」の話は、文章の途中で全然関係ない話が始まるというネタ。内容はウィル・スミスが主演したドラマ「ベルエアのフレッシュプリンス」のオープニングから。日本でも良く似たパターンの「もぅマヂ無理」コピペがある +もぅマヂ無理コピペ もぅマヂ無理。 彼氏とゎかれた。 ちょぉ大好きだったのに、ゥチのことゎもぅどぉでもぃぃん だって。 どぉせゥチゎ遊ばれてたってコト、ぃま手首灼ぃた。 身が焦げ、燻ってぃる。 一死 以て大悪を誅す。 それこそが護廷十三隊の意気と知れ。 破道の九十六『一刀火葬』 4chanに関するコピペ 匿名性について 「名無し」(anonymous)は他サイト荒らしなどしない。 /b/の外に出たらそれはもう「名無し」ではない。 他サイト荒らしというのはリンクを貼ってけがらわしい非匿名の世界へと導く行為だ。 /b/の中でやるべき行動や話題を外でやる奴はアホだ。 俺たちは全員アホだが、その理由は匿名だからだ。だからこそメチャクチャに行動してときには凄いものを作り出せる。 それらのいくつかがメチャクチャな行動の結果なのではない。『全部』がメチャクチャな行動の結果なのだ。 そして俺たちは個人を特定しないからこそ、全体として努力していく責任がある。 お前らがやっていることは「匿名」じゃない。もはや「名無し」ではない。お前らは「/b/から来た名無し」だ。 お前らは名前を持っている。お前らは自分たちを「名無し」(anon)と呼ぶが、お前らは名無しなんかじゃない! /b/の名前を騙るんじゃない!/b/では自分が誰かなんか語ったりしない。お前らは自分をアホに見せているだけでなく 俺たちの未来も脅かしている。 お前らは/b/がなんなのかすらわかっちゃいない。お前らは来るのが遅すぎた。 来た時すでにここは新参による他サイト凸文化に染まっていた。 最初は小さなもので、無害なものだったが、(省略)お前らアホどもはやり続けた。最初からやるべきではなかった。 ここまで大きなものになるなんて予想もしなかった。 すでに悪い影響が出始めている。。まわりを見てみろ。(省略) /b/はインターネット上の軍事力じゃない。/b/とは「精神の状態」なんだ。/b/の軍団も「/b/の何か」も存在しない。 /b/には匿名性があるだけだ。 ※途中である省略は文章の途中で突然始まる全く無関係なbel-airコピペというネタが挟まっているため。 +原文 ANONYMOUS DOES NOT FUCKING RAID. WHEN YOU LEAVE /b/ YOU ARE NO LONGER ANONYMOUS. ALL that raiding does is establish a link with the disgusting identity-saturated world that exists outside of 4chan. A person doing, referencing, or talking about things that belong inside /b/ while outside is just an idiot. We are all fucking idiots here, but because we are ALL anonymous and ALL acting randomly we create something WONDERFUL, something that is not just a bunch of random crap but EVERYTHING, and because we have no identity here each and every one of us owns the ENTIRE sum of our efforts. What you people are doing is NOT anonymous, you are no longer anonymous, you are "anonymous from /b/" you get an identity, you may call yourselves anon BUT YOU ARE NOT ANONYMOUS! YOU DO NOT TAKE /b/ WITH YOU! The environment which transforms random acts into enlightenment is NOT THERE, you do nothing but make yourselves look stupid and POTENTIALLY THREATEN OUR FUTURE. Many of you do not even understand what /b/ is. You have come here too late and where absorbed into this newbie raiding culture. At first it started small, but then my mom got scared. She sent me to live with my auntie and uncle in bel-air. I whistled for a cab and when it came near, its license plate said fresh and it had a dice in the mirror. That is more or less harmless. BUT YOU IDIOTS ARE RUINING IT. We should not have started, WE DID NOT KNOW IT WOULD HAVE TO KEEP GETTING BIGGER AND BIGGER. ALREADY THE NEGATIVE EFFECTS ARE BEING FELT! Look around you; it s now around seven or eight and we ve dispatched the cabbie; finally, we have a chance to sit on our thrones as princes of bel-air. mock-fighting is now turning into real hostilities. /b/ IS NOT AN INTERNET POWER, we are a STATE OF MIND. There is no /b/ army, there is no /b/- anything , there is only /b/ and anonymous.
https://w.atwiki.jp/sailorsousaku/pages/93.html
熱に浮かされて その人は不思議な人だった。深みの青の制服に半端丈のパンツ。背が高く、運動神経抜群で、チーム競技で同じチームになった暁には勝利が約束されている。 その時だけは、輝かしいまでに顔が生き生きとするのに、普段はいつも眠そうで、目は死にかけで、しかも勉強もろくにできない。 事情はよく知らないが二度目の一年生を送っているというのに、焦りも何も見えなかった。いっそ悠々自適に過ごしている。 「彩霞」 相手の名を呼び、身体を揺り動かす。この高校の下校時刻は季節によって変わるが、冬は午後六時だ。それ以降に残りたい場合は担任の先生もしくは部活動であれば生徒会を通じて先生方への申請が必要となる。 会長となった人に憧れて、生徒会役員になった間宮紫歩の仕事として、決められた曜日に見回りをして早く帰れと催促する仕事がある。それを通じて顔見知りは増え、学年問わず顔の広い存在になれた。 そして、どれだけ揺り動かしても起きる気配のない目の前ののっぽとも。 「葉梨彩霞、起きて。じゃないと……何したら嫌がるかしら、この鉄仮面。そうね、キスするわよ」 カーディガンを上から羽織っても寒い時期である。いつから寝ているかは知らないが、このままでは風邪を引くだけだ。 これが、居眠り常習犯かつ彩霞のクラスメートである雑賀瑞生なら足蹴にしても何とかなるだけの親しさがある。だが、彩霞とは瑞生伝いに知り合いなだけだ。ついでに城村優雨花という紫歩のクラスメートで、かつ、紫歩よりもえらく顔の広い少女繋がりもあって、たびたび昼ご飯を共にしているが、勉強ができないことしか知らない。できないのか、やらないのかは定かではないが、頭を使うことは嫌いと宣言している瑞生と並ぶ赤点祭り女である。 「本当に起きないのね」 朝早くに起きて新聞配達のバイトをしているらしいのは聞いていた。親との縁は薄いが金銭面で一度も困ったことのない紫歩からすれば、苦労しているのだろうなと心の中で同情する。 瑞生なら起こし方を知っているかもしれないが、あいにく彼女は今日、所属している美術部の部長、桑城素子と都会の美術館に足を運んでいる。優雨花とて演劇部の活動中か、帰宅しているかだろう。 「あーもう、面倒臭いわね」 紫歩は生来、好奇心旺盛である。何事にも、体力のなさゆえに倒れようがお構いなしに首を突っ込み、周りを巻き込んで、自分のやりたいことをやる。その強引さから冷たい目で見られたり、指を指されたり、ろくでもない噂を流されることもあるが、つまらないことは楽しくないのだ。仕方ない。付いてこれないというのなら、関わり合いにならなくていい。 鼻っ柱の強さで、入学からここまで、おかげさまで楽しいことだらけで過ごしてきた。 気の迷い、だった。 顔を覆う彩霞の黒艶のある髪の毛を払い、その白い頬にキスをする。 ほんの一瞬。 そばの校舎はすべての窓が真っ暗で、人の気配はなくて。手分けして点検している甲埜美南はまだもう一つ向こうの、部室だらけの棟にいるだろうと予測して。 ぬっと背後から伸びてきた、がっしりとした手に頭を掴まれる。キスをしたまま、逃げられない。目をパチパチとさせ、その手を払いのけようとするが、力の差は歴然だった。あれだけ体育ができるということは相応の筋力があってのことだ。柔軟性だけが取り柄の、一時は拒食に陥り今もまだ体重が戻りきっていない紫歩の腕力なぞ、たかが知れている。 少しの間をおいて、拘束が解かれる。立ち上がって、後ずさる。彩霞はなんの表情の変化もないままに、目を開けて、そして、立ち上がった。 「……何のつもりよ、あんた」 「それは私が訊きたい」 「たまたま、なんとなく」 「理由になってないじゃないか。私のことが好きなのか?」 淡々と告げられ、紫歩は頬が熱くなる。誰にもしたことがなかった、頬に口づけなんて。興味本位とはいえ、何てことをしてしまったのだろうか。胸がばくばく鳴り出したのが嫌でも伝わってくる。 彩霞の目が、だいぶ頭上から紫歩を射抜く。単に気になるだけなのだろう。紫歩だって逆なら問いただす。まず野外で居眠りなんてしないものの。 「わからないわ。理由なんてないのよ」 「紫歩らしくない答えだな。いつもはあれだけ、うるさいのに」 「は? 誰がうるさいですって?」 「……口が滑った」 「あーもう、とにかく。ごめんなさい。あと、下校時刻なので帰ってください」 「嫌だ」 「え?」 「私は、今までさっきみたいなことはされたことがない。瑞生にもシロにも、誰にも。だから、理由が知りたい。紫歩にだってわからないみたいだけど、あるはずだから」 「なんであんたいきなり頭が回りだすのよ」 「よく寝たから、かな」 紫歩は、たまらず舌打ちしそうになる。理由を問いただされるのは幼少期から苦手だった。親の、どうして? に答えられなかった。理由なんてない。相手を納得させられないなら、何にも言わずに、ただ相手の興味が潰えるのを待ったほうが早い。やがて親は、紫歩に何を訊いても無駄だと諦めるようになった。 紫歩も最低限しか親に話さないようになり、親子の亀裂は走って深まってゆくばかりだった。 「君はよく表情がころころ変わるんだね。前から知ってたけど。隠してるつもりで、隠せてないよ、それ。そこが紫歩の魅力なんだろうけどさ。私が、もういい、って言うと思ってる?」 「そういうわけじゃ」 「じゃあ、誰にでもさっきのことするの? 瑞生にも? シロにも?」 「しないわよ!」 「ふぅん。じゃあ、そういうことで」 「は?」 彩霞は一歩ずつ、その大きなコンパスを活かして、あっという間に紫歩の目の前に立った。ぐっと見上げないと目が合わない。 先ほど紫歩の頭を押さえた腕が伸びてくる。 「何すんのよ……」 「お返し」 軽く、ではあったが抱き着かれた。 もう時間がない。 このままでは美南が合流地点に約束した一階の渡り廊下までやってきてしまう。そこに紫歩がいなければ心配して、こちらに探しにやってくるだろう。 「ほら、生徒会の見回り中だよね? 早く行きなよ」 「言われなくても」 何食わぬ顔でヒラヒラと手を振られた。その顔は見たことがないまでに、にやにやしている。 「何よ、あんたそんな顔できるんじゃない」 「うん」 「最低」 「何が? 寝ている人間のほっぺたにキスしちゃう子が言うの?」 「うるさいうるさい! 早く帰れ!」 言い捨てて、渡り廊下へと向かう。肩をいからせ、顔はまだまだ真っ赤なままで。人の機微に目敏い美南に察されないように、深呼吸を何度もして気分を落ち着かせた。 「あれ? なんか困ったことあった?」 今度は紫歩よりも低い位置で、お団子頭が揺れ、心配げにまあるい柔らかなタレ目が紫歩を見遣る。 「ううん……大丈夫です、美南さん。変な虫に追いかけられただけだから」 「変な虫? それって紫歩がちょっかい出したんじゃないの」 「ち、違うもん……」 美南は穏やかに笑って、じゃあこれで見回り終わりだよね、お疲れ様、紫歩。と声をかけ、私は実花と帰るから、と去っていった。 遠くに消えてゆくお団子頭をぼーっと見つめて、さっきの場所に戻ったら彩霞はまだ居るのか考える。 「おっ!」 「きゃっ……!」 背後から何者かに大声を出され、すわ幽霊かと紫歩は全身飛び跳ねるくらい、びっくりした。固まって動けず、振り返って血塗れの女がいたりでもしたら嫌で、何もできないでいると、声の主がわかった。 「お返し、その2」 「殺してやるから……いい性格してるわね、あんた。死ぬかと思った……」 「君って、猫みたいだな。よく手入れされてるけど野良猫みたいな黒猫」 「どういうこと」 「そのままだよ」 声だけの存在だった彩霞が、紫歩の眼前に再びやってきた。その手には、紫歩が忘れて置いていたカバンが持たれている。 −−瑞生の時と同じじゃない。 中学の時、瑞生の絵に感動して、そして現れた鹿屋佳菜子に驚いて、走って逃げて、瑞生に追いかけさせたのが瑞生との出会いだった。今では無二の親友で、憎まれ口を叩き合う仲である。 「カバン、ありがとう」 「そのまま渡すと思った? 質問に答えてないよ」 「……え」 「さっきのちゅーはどういうこと?」 「しつこいわね」 「あれ、じゃあこのカバン持って帰っちゃうけど。なんかいい香りするね、紫歩も紫歩の持ち物も」 口をあんぐり開けて、彩霞を見つめるしかなかった。相変わらず、意地の悪い笑顔が浮かんでいる。 紫歩の苛立ちは募るばかりだった。相手に主導権を握られるなんて、紫歩のプライドが許さない。今まで散々、テスト前には世話になってきておいて。こんなに弄ばれる筋合いはない。 彩霞の胸元のリボンを引っ張って、ゴムが伸びるだろ、と腰をかがめ、顔が近づいた彩霞の頬を両手で覆って、その唇に紫歩の唇を合わせた。 無理やり割り開いて、逃げる彩霞の舌を捕まえる。息苦しくなってきて、手を離した。 お互い顔が赤くなっている。何事か、と彩霞がしどろもどろになっていた。 「ざまあみろ」 彩霞からカバンを強奪し、その長身の横を走り抜ける。 ひひっ、と笑いながら、校門まで。今日はどの部からも残ると聞いていないので、施錠されてしまうのだ。守衛に頼めば鍵を開けてもらえるが、迷惑である。彩霞がどうなろうが知ったことではないが、紫歩はもう、とっとと誰もいない家に帰りたかった。 無事、夜の闇の中で黒光りする校門を抜け、駅に向かおうと歩き出す。追ってきてないだろう。勝った勝った、とにこにこする。さっきの彩霞なみに悪どい笑顔を浮かべているに違いない。 「紫歩」 揺れるスカートのサイドについたリボンが、引っ張られる。 「……そっか、あんた、運動神経抜群だったわね」 「私のことが好きなのか?」 「好き、なのかも」 振り返った先の彩霞は、唖然としていた。しかも、さっきよりも顔が真っ赤。熱出てない? 大丈夫? と場違いにも訊きたくなるまでに。 「紫歩が、私を……? まじか……」 「どうする?」 「へ」 「なんなら、付き合う? もう、あんなキスまでしちゃったし」 あくまでも軽いノリで訊く。彩霞の反応がとにかく面白いのだ。今日だけでたくさんの顔を知れた。 思ったより人間臭いどころが、あるじゃないか。 「わかった。付き合おう」 「ひひっ、やったやったやった!」 よくわからないテンションのまま、最寄り駅まで手を繋いで帰った。 二人とも家に帰って、思い返して、叫びそうになるのを抑えて枕に顔を押し付けて、眠れない夜を過ごした。 若気の至り、なのだろうか。 答えは、また、日が昇ってから。 二人で、出すしかない。 「ところで、あんたキス慣れてるの?」 「初めてに決まってるさ」 「は?」 「ファーストキスをあげたんだ。責任は取ってもらうよ」 「私だって……」 「……そうなのか。良いものもらった」 「ばか!」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22050.html
登録日:2009/10/30(金) 03 09 53 更新日:2022/07/07 Thu 06 53 52NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 JT キュアピースは関係ない タバコ タバコは二十歳になってから ピース ピース缶爆弾事件 リトルシガー 両切り 古参 喫煙は20歳になってから 嗜好品 平和の割にタール高い 煙草 紙巻き煙草 当記事は非喫煙者に喫煙を勧める物ではありません!! また、20歳未満の喫煙は法律で禁じられています。 概要 ピース(Peace)は日本たばこ産業から販売されている日本の代表的なタバコのひとつである。 1946年1月に「自由販売たばこ」の第1号として登場したピース(10)が始祖であり、以来現在まで続くロングセラー商品 オリーブの葉をくわえた鳩のエンブレムがパッケージに刻まれており、変更に至ったことはない。 なお、デザインはラッキーストライクなどに携わったレイモンド・ローウィ。 大洪水が起きた外界の様子を知るために、ノアが方舟の窓から放った鳩が、オリーブの葉をくわえて戻ってきたことで、安らぎの大地が近いことが分かり、鳩が平和の象徴となったという、旧約聖書の逸話に由来する。 最高級のバージニア葉を使用しており、とても香り高いのが特徴である。 香りがよいタバコとしてよく挙げられる。 「ピース」という名前の由来は、 第二次世界大戦の混乱期に平和な未来を願って命名されたもの。 映画監督の小津安二郎、作家の三島由紀夫など、著名人にも愛好していた人物は多い。 まあ、戦前派の文化人はたいてい愛煙家で、贔屓の銘柄があったのだが。 現行販売製品 価格は2022年7月現在 ピース(10) 通称 ショートピース、ショッピ 発売日:1946年1月10日 価格:300円 本数:10本 T 28mg N 2.3mg 解説:両切りであり、フィルターが付いていない。 ピース(50) 通称 缶ピース ピー缶 発売日:1949年7月1日 価格:1,500円 本数:50本 T 28mg N 2.3mg 解説:ピース(10)と同様の両切りタバコを缶に詰めたもの。 気密性が高く風味が落ちづらく、愛好家からの人気が高い。 ピース(20) 通称 ロングピース ロンピー 金ピ 発売日:1965年2月1日 価格:600円 本数:20本 T 21mg N 1.9mg 解説:こちらにはフィルターが付いている。 ピース・ライト・ボックス 発売日:1991年10月1日 価格:440円 本数:20本 T 10mg N 0.9mg 解説: ピース・スーパーライト・ボックス 発売日:1996年10月1日 価格:600円 本数:20本 T 6mg N 0.5mg 解説: ピース・アロマ・インフィニティ(旧ピース・インフィニティ) 発売日:2006年10月2日 価格:630円 本数:20本 T 8mg N 0.7mg 解説:D-spec商品。 京都限定であったが、のちに全国解禁。 ピース・アロマ・クラウン・100s・ボックス 発売日:2014年09月01日 価格:640円 本数:20本 T 6mg N 0.6mg 解説: ピース・アロマ・ロイヤル・100s・ボックス 発売日:2014年09月01日 価格:640円 本数:20本 T 10mg N 1mg 解説: ピース・リトルシガー 発売日:2022年1月31日 価格:650円 本数:20本 T - N -(記載なし) 解説:ピースのリトルシガー。 2017年以降3回の限定販売を経て、CLUB JTオンラインショップ限定で定番商品となった。 リトルシガーなのでタールとニコチンの量は記載されていない(当然ながらニコチン・タール共に含まれる) ザ・ピース 発売日:2012年2月1日 価格: 1000円 本数:20本 T 10mg N 1.0mg 解説:対面販売店限定で、自販機では販売されていない。 20本で1000円という高級タバコである。 かつて販売されていた製品 ピース・ミディアム・ボックス 発売日:1994年8月1日 価格:440円 価格:20本 T 14mg N 1.2mg 解説:東日本大震災で工場が被災した影響で生産終了。他22銘柄も廃止された。 ピース・アロマ・ヴィンテージ 発売日:2021年01月13日 価格: 1000円 価格:20本 T 10mg N 1.0mg 解説:数量限定販売された特別なピース。 5年以上熟成されたバージニア葉を使用しており、お酒やフルーツのような香りが特徴。 20本で1000円という高級タバコである。 ピース・オリジン・オブ・バージニア・リーフ 発売日:2021年01月13日 価格: 1000円 本数:20本 T 10mg N 1.0mg 解説:数量限定販売された特別なピース。 缶を開封するとヨーグルトを彷彿とさせる香りが広がる。 20本で1000円という高級タバコである。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 灰羽連盟でレキが吸ってたタバコがこれだと思う。 -- 名無しさん (2014-10-17 12 14 59) 昔、父に頼まれてお使いで買いに言っても誰も怒らなかったが、今では・・・・・。 -- 名無しさん (2014-10-17 13 36 24) 11eyesを思い出すなぁ -- 名無しさん (2014-10-17 13 48 22) ↑2 つまり灰羽連盟の世界観は少なくとも1946年以後ってことか… -- 名無しさん (2014-10-19 13 59 05) カイジの利根川もピースを吸ってるよ。俺もピースを吸ってたけど、利根川が吸ってることを知ってからは、別のタバコに乗り換えたなぁ。 -- 名無しさん (2014-11-16 01 55 45) 名前 コメント